弊社によるソフトウェア・アプリケーション開発内容
- 環境
- AWSLinuxLaravelMySQL
- 工程
- 基本設計~結合テスト
- 規模
- 2人月(2か月)
- 詳細
- 機器状態監視システムのクラウドアプリケーション開発
グローバルIoTネットワークであるSigfox通信規格を使用し、機器の状態をデータとしてクラウドへアップロードする。
アップロードされたデータの解析、機器の状態表示、アラート通知を行う。
Sigfoxとは
Sigfox(シグフォックス)ネットワークは、2009年に設立した仏国Sigfox社が提供するLPWAネットワークです。日本国内では920MHz帯アクティブタグとして制度化されている帯域を使用したサービスを、京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)が電気通信事業者として展開しています。
引用:https://www.kccs-iot.jp/service/
Sigfox活用のメリット
配線工事不要
検知デバイスを扉に設置するだけで、以降の配線工事は不要です。電源に充電池を使用していますので、電源工事も不要です。充電池の電圧も送っていますので、画面で電池切れも確認できます。
低消費電力
Sigfoxは低消費電力な通信により電源確保は必要なく、通信頻度などの条件によりますが、電池1つで10年程度の稼働が可能です。
低コスト
IoT用途で使われている無線通信規格(ネットワーク)は多岐にわたりますが、「Sigfox」は『LPWA(Low Power Wide Area/省電力広域無線技術)』です。
LPWAはその名のとおり「省電力かつ長距離での無線通信が可能」という特長があります。通信の世界は、3G→4G→5G… と高速・大容量の形に進化してきました。
Sigfoxは、通信のメインストリームとは逆の立ち位置(いわば“0G”のネットワーク)になります。
通信速度は、携帯ネットワーク(3GやLTE)や、Wi-Fiなどと比べると低速ですし、送信容量に制限があるものもあります。
しかしSigfoxは低価格な通信プランなため少量のデータを1日に数回送るようなIoT用途に適しています。